こんにちは ノーネームと申します
登場人物
わたし…金も気力もない中途半端なダメ人間 当時は仕事を辞めていた
友人A…高校の同級生 優秀な人物で生徒会長も務めていた 教育大学に進学するといっていたが・・・年1でくらいで連絡はしていたはず
「携帯を変更するので一言良かったら連絡ください」
友人Aからのラインが入った
当時わたしは離職中で「もう働くても良い」という退職後の解放感よりもその後にやってくる働かないことからくる社会の圧力、そして貯金を切り崩した生活という危うい生活を続けることに悩んでいたため愚痴り合える相手も欲しくラインに返信し久々だからと電話もかけてみた
たわいもない話から始まり実は仕事を辞めたことを話すと友人Aの口調も少し変わり始めた 聞けば友人Aは教育大学を退学したらしい 以前の話だと大学自体は楽しんでいる様子でそもそも高校時代から教師になりたいといってたのでやめたのは意外だったがあまりそこに踏み入るのはよしたほうがいいと思ったものの しかし好奇心で今何をやっているのか聞いてしまった
すると返答は要約すると
・別の立場で教育に携わることを考えている
・現在教材等の販売等をやっている
・塾や学校に卸すドリルとか教科書を扱うのかと思ったらそうでもない
・その仕事はある人から紹介されてその人と出会って人生観が変わった
・人生なんて苦労して端金を稼ぐのは馬鹿げている 楽に大金を稼げる方法をその人は知っていて 自分もそれを実践している
・その人は尊敬を集めており、自分以外にもやっている人はいる
・お前も鬼にならないか?(勧誘)
・パーティがあるからぜひ会ってほしい
みたいな内容だった…言わずもがなな〇ムウェイだよね
これ以上話をしたら間違いなくダメなパターンだと思った為 やっていることがいかにもアムウェイってことをそれとなく 家族にも相談して自分を見つめ直せって言って電話を強引に切った
切ったはいいが嫌な感情だけが頭と心を暫く渦巻いていた 今思うと最初のラインもカモを選定するためだったと思う
単純な餌につられこんな嫌な思いをしてしまったこと 高校時代から連絡 を取っている多くはない友人の一人が 他人を騙し、搾取する道へ進んでしまったこと 雨降りしきる冬の空を見ながら一層憂鬱は深まってしまった
最近アムウェイのニュースをよく目にするので思い出してしまいました
終わり