ノーネーム・ノーライフ

最初で最後の第13回YTC考察のページ

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はじめに

こんにちは ノーネームと申します。

今月末役割論理限定の仲間大会第13回ヤーティカップが開催されます。

今回のルールは冠環境までのポケモンが使用可能・ダイマックスなし・禁止伝説なしです。

また、例によって今回も制限ヤケモン・準制限ヤケモンを設けてあります

制限ヤケモン・・・以下のうちヤーティに1体しか入れることができないヤケモン群(例:ヤンダーとヤティオスの同居は不可能)

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準制限ヤケモン・・・制限ヤケモンを使用する場合は2体、しない場合は3体まで採用可能なヤケモン群

例) 制限ヤケモン1体+準制限ヤケモン2体のヤーティは可

   制限ヤケモン1体+準制限ヤケモン3体のヤーティは不可

        制限ヤケモン0体+準制限ヤケモン3体のヤーティは可

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その他詳しい日付やルールは下のページから

w.atwiki.jp

ダイマ有の前回大会と比べて大きく変化した点といえば7世代から準制限の座につき続けてきたチョッキヤプ・テテフの制限への昇格、そしてカイリュー・カグヤはじめ優秀なダイマアタッカーとして制限のかかっていたヤケモンの緩和が挙げられる

練習大会

画像

構築経緯

制限枠から一撃を葬ることができドリュウズはじめ多くの鋼枠・ランドはじめ地面に有利に立ち回ることのできるヤ―マンダ サンダー・ボーマンダ対策になるウツロイド コケコ・ウツロイド対策のヤドクイン テテフ対策のヤードラン 広範囲特殊受けのヤンギラス ヤーマンダの過労防止のヤャラドスででヤーティを組みました

軽い使用感ですが

f:id:no-name-no-life:20210622204816p:plain・・・強力なヤケモンではあるがウツロイドの大量発生で若干抑え込まれるように

加えてヤリジオンも数を増やし岩技で撃ち落とされる危険が激増している

f:id:no-name-no-life:20210906204520p:plain・・・対熊師要因のレヒレコケコが数を増やすたため出番も増えた しかしこいつ自体のメタの

ナット・ガルド・ドリュウズも増えたためプレイングが悩ましく

f:id:no-name-no-life:20210906215453p:plain・・・テテフ対策枠は貴重ではあるがやはりメガネが欲しいと思った 後素直に気合玉を撃たれていたら…と肝を冷やす場面も多い ウツロイドを無強化大地で落としきれないという教訓も与えてくれた

・・・対ウツロイド・対コケコとして単体ならばこそこの安定感がありそこからの交換読みの役割破壊能力というのも目を見張る場面はあった が ガルドもレヒレも乱数で落とせないという場面がありあまりの火力の無さに使い手は哀叫してしまった またコケコウツロイドが共存しているYTもありそういう場合は容赦なく過労死していた

f:id:no-name-no-life:20210722021246p:plain・・・鉢巻の火力や役割範囲は文句なしだが熊師マッシブーンヤリジオンという強い格闘がぼちぼちいるのも悩みどころ ヤンギと対峙すると容赦ない交換読みで裏の山田が昇天してしまうのも悲しかった(小並感)

f:id:no-name-no-life:20210622204735p:plain・・・おそらく一番出さなかった 決して弱いわけではないと思うが・・・本人も使い方がよくわかっていないのが原因だと思う

要注意ヤケモン一覧(練習大会を踏まえ)

制限ヤケモン

f:id:no-name-no-life:20210906210205p:plain・・・個人的にまず警戒しなければならないのは一撃ヤ―ラオスだと考えられる 威嚇の利かない専用技、大体のヤケモンよりも素早いS、等倍で2耐えずるヤケモンは存在せず、削れたヤプ・レヒレやヤッシブーンを倒すことのできる役割破壊技を兼ね備えており、ダイマがなくなったことからダイジェットで強引に倒すという手段も使えず、中速以下で構築されたヤーティだと間違いなくなすすべなくタコ殴りにされてしまう。

その分乏しい耐性と低い特殊耐久から尚且つ明確に後出し可能なヤケモンは限られているので使用する側からするとHP管理が重要である。しかしダイマ有の大会でも上位に構築に一撃入りが2つも入ったことから前回よりも脅威は増すと断言しても良い 対策らしい対策といえばフェアリーとマッシブーンのHPを維持する、ヤーティに一撃よりも速く一撃で倒す火力を有するヤケモンを多数採用する、もしくはその両方を有するヤーティでないと厳しいのではないかと考えられる。

f:id:no-name-no-life:20210906203239p:plain・・・使用可能なヤケモン中最速でボルチェンによる対面操作が可能、そして地面に撃つ草技もあるため対処ルートを考えておかないとこちらもボルチェンぐるぐるだけでこちらが削られ終わってしまう。わかりやすく対策になるのはヤンドロス・ヤリュウズ・ヤドクイン・ヤラヤラ 加えてボルトチェンジは通してしまうがフィールドの書き換えにより低めの負担で繰り出せるテテフ・ブルル 単体だと微妙だが組み合わせで通りを悪くすることのできるヤルビアル・ヤラミドロ・ヤツロイド等(ブレイブバードが怖いけど一応ロズレイドも)。一撃と比べると無理なく組み込める存在が多く、また最速という都合上狡猾率で手てくるため対策をしておけば割と動きにくくすることは可能である。

f:id:no-name-no-life:20210921120644p:plain・・・かつては対特殊の抑止力だったが準制限としてがオーバーパワーになってしまった為制限に昇格制限.。制限ヤケモンのヤケモンの特殊率の高さから採用も十分に考えられる。サイコフィールドの弱体化は普通に痛く こいつの為に鋼が多数採用されることが予想されるがドランヤットヤンデツンデヤリュウズには気合玉 カグヤには雷、グロスガルドにはシャドボとそれぞれに有効打があるのが大変強力優秀な役割範囲・耐久・技範囲を持つ一方でフェアリーとしては物理は紙のため上を取られることもあって制限ヤケモン軍の中では一撃に対し唯一対面不利であることに注意

準制限ヤケモン

f:id:no-name-no-life:20210906204520p:plain・・・間違いなく対策必須のポケモンの一角である ヤティには不利をとるもののテテフと似たような役割範囲を持ち、サンダー・山田はじめ広範囲の電気・飛行をカバー可能 レヒレも役割自体は持てないものの対面有利をとれます。ちなみにHP満タンなら火力補正の無いレヒレのドロポンなら耐え、無補正のヤードランの大地も耐える。対策としてはガルド・ナット・ドリュウズの鋼勢(等倍程度じゃBB入った時危険なので注意)に加えヤドクイン、数値で受けるヤビゴンなど ちなみにヤーティカップ使用率上位常連のヤンギの起こした砂でカチカチになってしまうのでヤンギ入りヤーティを使用する際は猶更考慮したほうがいいかもしれない

f:id:no-name-no-life:20210906212751p:plain・・・ダイジェットがなくなったことで準制限ヤケ最速のS108族の優位性が上昇 役割範囲は微妙だが 一撃やレヒレは確実に流すことができる ヤザンも上から粉砕可能 ヤンギに役割が集中していると鉢合わせて裏の山田やヤティにエッジ/メガホーンをぶつけられるので注意 また終盤に削れた相手を一掃してくれるヤケメンでもある 一方で火力は等倍では鉢巻インファ以外何ともといったところ しかし完璧に止めることができるのも少ないためダイマなしでより躍進が考えられる存在である 定番のヤルガルドやカグヤ・山賀の岩等倍の鋼で流す等が考えられる

f:id:no-name-no-life:20210722020945p:plain・・・言わずと知れた強ヤケの一角 コケコを無理なく対策できるほか物理ATに威嚇を入れるだけで仕事をしてくれる。ヤンドロスは一般的なランドと違ってマッシブーンで止まってしまうがヤーティカップ特有の念力気合玉大地ヘドロ草結びおじさんも一定数いるので注意が必要である(どう注意しろという話ですが)

f:id:no-name-no-life:20210622204735p:plain・・・8世代スケイルショットを習得しSを能動的に上昇させることのできる存在であることから今世代は準制限となっている(ちなみにヤルビアルのスケイルショットは違反なので注意)S+1でコケコまでぴったり抜くことができるのだが・・・ショット+3ウエポンとなると使用者からするとの相当悩むのではないかと思う

f:id:no-name-no-life:20210807230912p:plain・・・熊師の真上のSラインという事でやはり強ヤケである ヤーティカップにおけるヤザンの宿命として妖がわらわら出てくるのだがこいつも物理型にするとテテフに関しては返り討ちにすることができる 意外といい技範囲しているため注意しようがないけど注意 地獄突きはどこでついているのは小一時間問い詰めてみたいところである

無制限ヤケモン

f:id:no-name-no-life:20210906210115p:plain・・・対熊師要因 燕返しによる役割破壊には注意 ウーラオスの他バンギ・ドリュウズにも強めでドランよりも速いため結構活躍の場は広いと思われる サブも冷パン・雷パンツ地震と豊富だがヤティの存在から虫技を切るのかは悩ましい

f:id:no-name-no-life:20210906205118p:plain・・・対熊師要因その2兼竜対策 厄介極まりないカイリューにも結構戦えるイケメンだが数を増やすであろうナットレイに有効打を持たずウツロイドが微妙に落としきれない場合があるので可能な限り眼鏡が欲しい 毒付きにも雷パンツにも注意 あとは見かけの役割範囲の割にめちゃくちゃな数値を持つわけではないため強引につぶしにくる場合がある 過労死に注意が必要である

f:id:no-name-no-life:20210906211228p:plain・・・この大会の守護神 テテフウツロに意外に厄介なヤリジオン加えてヤティも受け持つ その点役割破壊技は仕込まれていると容易に予想されるため上手く役割を分散することが必要である ヤルアルド特有のブレードを晒してしまう事にも注意 時には交換読みで突っ込むという恐ろしいプレイも要求されるかもしれない めちゃくちゃぶっ壊れているヤケモンという事はないが練習大会では堂々の使用率1位を誇ったためちゃんと対処√は考えておきたい1体 

f:id:no-name-no-life:20210906215707p:plain・・・コケコ・ヤツロイドに対し役割を持てるイケメン Sも高めでご自慢の攻撃性能を発揮できる環境は整っているといってもいい バンギは地震・馬鹿力が飛んでくるため安易な後投げは注意 ヤリュウズも役割対象に対し耐久が不安なため構築時点でもプレイングの中でも柔軟に誰を見るか考えていかなければならない

f:id:no-name-no-life:20210722021246p:plain・・・古来からヤーティカップのメタサイドの重鎮でありそれは今世代も変わらないがヤリジ/ヤッシ/熊師を筆頭とする格闘と ヤンド/ヤリュ等の地面勢が幅を利かせていること、今回は鋼の存在が重要であること、加えてヤンギ自体がメタに回られ大量に格闘技持ちがいることからランクバトルのような活躍は若干厳しいかもしれない 練習大会ではカイリュー・サザン・ラティオスから格闘技を食らっていたため バンギに一任するのは危険 フェアリーや鋼との並びで動きにくくすればあるいは・・・?という印象

f:id:no-name-no-life:20210622204749p:plain・・・ダイマがなくなったためムーミンも無制限に復帰したが思った3倍くらい厄介だった まず型が物理か特殊か両刀か何の技を持っているのか非常にわかりにくい 加えてマル助にいる耐久も有しているためかなりの対面性能を誇る バンギで砂撒いてレヒレで倒すのが一番現実的だとは思うがカイリューだけの為にその2体の選出が固定されるのはあまりにも危険すぎる

終わりに

ヤーティカップといえば凄まじいまでに互いのサイクルを消耗させ合う超短期決戦が特徴ですが今回はダイマックスがなくなったことでその傾向はさらに強まり如何にも役割論理らしい(?)戦いが待っていると思います 練習大会に参加されなかった方もまだ参加するか及び腰の型もぜひ参加していただけると幸いです

(あとルール違反はないようにね)